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2023/10/02

座りすぎは第2の喫煙

座りすぎは第2の喫煙

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2023/10/02

座りすぎは第2の喫煙

皆さんは1日にどれぐらい座られてますか?
実は座るという単純な行為だけで喫煙よりも身体に様々な悪影響を与えます。

日本人は世界一座っている!?

デスクワーク、授業、移動、食事、、、、

私たちは様々な場面で座っています。

シドニー大学が行った「世界20か国における平日の総座位時間」の調査では、日本人の座位時間はサウジアラビアと並んで420分(7時間)と最長だったそうです。

平均の睡眠時間が8時間 活動時間は16時間ですから、一日活動しているうちの約半分は座っているということになります。

座ることで寿命を縮める?!

座る時間が長くなるほど死亡リスクは高まり、「一日 11 時間以上座っている人では、4 時間未満の
人に比べて死亡リスクが 40%高まる」という報告や、「テレビを 1 時間じっと座って見続けると余命が 22 分短くなる」という報告があります。

座ることは第二の喫煙”という言葉もあり、“喫煙”と同じように「心疾患・糖尿病・がん・腰痛」などの問題のリスクがあると言われています。

タバコ1本→寿命11分縮まる
TV1時間座って視聴→寿命21.8分縮まる

身体に悪影響を及ぼすメカニズム

座り時間が長くなると、まず足の筋力を中心に身体機能が低下します。特にふくらはぎは第2の心臓と言われており、ふくらはぎを使うことによって下半身の血流を心臓に戻す働きがあります。
長時間座ることによってそれが働かなくなると血流が滞ってしまい、むくみや血栓ができるリスクが上昇します。

また、立ったり歩いたりしているときは脚の筋肉がよく働きます。このとき、筋肉の細胞内で
は血液中から糖や中性脂肪が取り込まれエネルギーとして消費される「代謝」が盛んに行われます。

ところが、長く座り続けると全身の代謝機能を支えてきた脚の筋肉が活動せず代謝が起こらなくなってしまいます。そうすると高血糖症、高インスリン血症、脂質異常症といった具合に、体の代謝機能や血液の流れが悪くなります。

簡単にできる対策法

座りすぎがよくないとご理解いただけたと思いますが、仕事中・授業中は立ち上がることはなかなかできません。

最低でも座ったまま足首や膝を曲げ伸ばしすることで、ふくらはぎを使うことをお勧めします。

もし立つことができるのなら以下の方法をお勧めします。

20-20-20ルール

“20”分に1回立ち上がり、“20”m先まで歩く
その場所で遠くを“20”秒見つめる

立ち上がり、歩く機会を作ります。ついで目も休ませてあげましょう。

20分に一回の他に、「仕事中コップ一杯の水を用意しこまめに水分補給をしていきます。水がなくなったら水を汲みに歩く」そうすれば座りっぱなしの解消と水分補給ができ一石二鳥となります。

その他、下半身の血流を良くするために四つん這いで股関節をグルグル回すなどストレッチやエクササイズを行うのもありです。

まずは簡単にできる対策から実践してみましょう。

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