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2023/10/02
睡眠の話 – 寝たいのに寝れないのはなぜ?
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2023/10/02
睡眠の話 – 寝たいのに寝れないのはなぜ?
夜布団に入って寝ようと思っても寝れないという経験はしたことありますか?
そのような時皆さんはどうしているでしょうか?
最近寝れてないなって思う方は是非目を通してみてください。
【なぜ眠れなくなるのか?!】
日々のストレス
日々の仕事や学校、プライベートなどからくるストレスの積み重ねで寝る前にも身体が緊張・興奮状態になり、目が冴えてしまいます。
我々はストレスや不安を感じると抗ストレスホルモンであるカテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミン)やコルチゾールを副腎という場所から分泌します。
特にコルチゾールは抗ストレス作用としてとして、交感神経を刺激し、体の緊張状態を保ちます。脈拍や血圧を上昇させて、脳を覚醒させます。
ストレスを感じ、リラックスできていない状態のままだと常にコルチゾールが分泌され、眠れなくなるだけでなく様々な影響が出てきます。
カフェインの摂取
カフェインは多く特に飲み物に含まれています。コーヒーやエナジードリンク、お茶など
皆さんもよく飲んでいるのではないでしょうか。
「カフェインを飲むと眠れなくなる」よく言われますが、何故なのでしょうか。
まず人が眠気を感じる仕組みとして、疲労に伴い体内で”アデノシン”という物質が産生されます。この物質がアデノシン受容体に結合すると、覚醒作用のある”ヒスタミン”という神経伝達物質の放出を抑えるため眠くなります。
カフェインはこのアデノシン受容体に結合することでアデノシン自体が結合するのを阻害するためヒスタミンの放出が抑制されず、眠気を感じにくくします。
身体からカフェインを排出するのに最低8時間かかると言われてます。ですので寝る時間の8時間前だいたい15時以後は控えるかカフェインレス(デカフェなど)を摂取するのがおすすめです。
脳の勘違い
上記含め様々な原因により眠れない状態のまま、寝室や布団の中に居続けてしまうと、脳が「ここ眠れない場所」と勘違いしてしまうため、余計眠れなくなってしまいます。
一度布団や寝室から出て別の場所で10分ほどゆっくり過ごしてから再び寝室戻るのがおすすめです。
つまり、寝る部屋・それ以外の部屋で分けておくことも重要になってきます。